20220508_モノラル

近況

・GWが終わりますね。


・今年のGWは友人と旅行に行ったりしていた。ちゃんとした旅行はコロナ以降初かもしれない。
・友人との会話でナチュラルに「生(なま)」のことを「生(き)」と言ってしまった(オモコロでよくあるやつ)ところ大ウケし、ユーモアの泥棒だ…と後ろ暗い気持ちになった。


・映画『カモン カモン』を観た。あらすじを見る限り擬似家族による小旅行的冒険みたいなイメージだったのだけど、予想以上に起伏のないストーリーで驚いた。甥のジェシーはフィクショナルな子供像ではなく9歳児の鬼面倒臭いガキっぽさと不思議な達観を併せ持った紛れもない『人間』で、そういう日々を彼自身はいつか忘れてしまうだろう、という切なさも含め描かれていてとても良かった。
・全編白黒なのは映画の空気にはマッチしていたが、正直序盤かなり眠かった。色がないと情報量の少なさに脳が退屈してしまうっぽい。現代人がよ…。


・あとは人と会ったり会わなかったりして過ごしました。

卯月

・最近コウの雑談配信を流しながら寝ることが多い。他のVと違って話題の間の沈黙が多いので睡眠導入にちょうどよいです。
・昔のツイキャスアーカイブ(現在はメンバー限定)にて、ビールの話題が出た際に「未成年飲酒してもよかったけど」「よくないけどいいんだよ、いや確かに法律だけどさ、未成年飲酒未成年喫煙が明確に犯罪だって定義されてるのにさ、いじめが裁かれない方がよっぽどおかしいだろ」「二人乗りとかさ、裁くなよ。エモ罪に楯突くなよ」という発言があり、卯月コウを見る理由が詰まっていると思った。コウは絶対一緒には働きたくないタイプの人なんだけど、一方で友達の中学生だからこそ許容できるラインの倫理的ラフさを見せてくれる存在であって、絶妙なバランスの上に成り立っている配信者だと思う。(俺と卯月は友達ではありませんが…)

シャニマスの話

・ゆうひの丘に散歩に行ってきた。Trueエンドでよく出てくる背景のイメージだけど、気軽に行くにはちょっと遠いぜ。

・あと【斜陽】樋口円香のコミュを読んでいて、背景が聖蹟桜ヶ丘駅前のフレッシュネスバーガーのあたりであることにピンときた。調べると既に有識者が突き止めているらしかったが、こういうのに自力で気づけた瞬間の喜びは大きい。わりと聖蹟での生活を楽しめていると思う。




・『モノラル・ダイアローグス』を読んだ。すごすぎる。

・アイドルの悩み解決の糸口として、「ちゃんとした治療」を持ち出してくるなんてことがあるのか。シーズにとって必要な措置がなされたことへの嬉しさや納得はあるが、それが専門士を第三者として介入させることでもたらされるとは誰も予想しなかったんじゃないか。ドラマチックな事件が起こってその過程で絆が生まれる…みたいなうまい話はなく、この2人には文字通りの荒療治が必要だったということで、そのシビアさに驚く。今回の話は裏を返せば『シーズ』がこの2人である必要はない、ということでもあり、まさにここからがスタートなのだろう。やりすぎ!!!

・ようやくにちかさんとルカさんの関係性が描かれてゾクゾクした。リップを返しにいくシーンでは「じゃ、もらってきますねー」と底知れなさを見せたにちかさんが最後「盗られる」と怯える人間味がたまらない。こういう女を巡るギラついた関係性が…好き!!

・あとCDショップのシーンが好き。自分のCDを自分のために買う美琴さんの姿に、アイムベリーベリーソーリーで自分の花を買った智代子さん摩美々さんが重なる。

・食べ物描写に目をつけていた者としては、「赤い食べ物」であるナポリタンがキーになるのは納得感があった。にちかさんが「福神漬け」が苦手だったことも思い出される。

斑鳩ルカの親族周りは依然として判断が難しい。シャはわりとこういうミスリードをするので真実は案外サッパリしていると思うが、いずれにせよそろそろ明かしてほしいですね。


・美琴さんのことをもっと知りたいと思い、『【ROUNDLY】緋田美琴』も読んだ。美琴さんってこんなに笑うんだ。その笑顔や悪戯っぽさをあとほんの少しでもにちかさんに向けてやってはくれませんか…。
・洗濯機やテレビなど、寿命を迎えつつある家電たちが美琴さんにうっすら重ねられており、最初のpSSRとしては地味にエグすぎると思った。