20210808_取り置き一枚

出来事

 ゴールデンカムイを徹夜で読み進め、ようやく最新話に追いついた。寝不足で苦しむ。

 少し眠った後、ざんちの反出生主義の本を読む。台風などもありどうしようかな〜と悩んだが、天候が良くなったので夕方にシューゲイザー系バンドの企画ライブを観に行った。

 

ウイルスの話

 昨夜は前の職場の同僚と久しぶりに会って少しお茶をした。半年ほど連絡をとっていなかったのだが、その間に実はコロナに感染して大変だったという話で驚いた。

 知人に感染者が出るのはこれまでにもなくはなかったが、面と向かって症状の話を聞くのは初めてだったのでヒェ〜という気持ちになった。今は味覚も嗅覚も無事に戻ったらしい。感染経路はよく分からないそうだ。

 現状私は「人と会う時は一対一で」「お酒の出る場には行かない」あたりを守るべきラインとして行動しているが、今はそれすら控えるべき状況だというのは理解している。でももうリスクを合理的に判断する集中力が保つことが難しい。ここを詰められるとシュンとするしかない。2度目のワクチン接種まであと数日、天運に任せてチキンレースをしている状況だ。

 

小さなライブハウス

 言ってるそばから今日はライブハウスに行ってしまった。目当ては死んだ僕の彼女というバンド。

 近頃はチケットサイトで発券して整理番号順に入場してお行儀良く聴くみたいなライブが多かったので、取り置きだけしてフラッと小さなハコに聴きに行く体験は久しぶりだった。アンプから出る音を直で浴びる感覚はやはり良い。とりわけシューゲイザーは小さいハコの方が適している気がする。

 長くなりそうなのでバンドの話はまた改めて書こうと思う。

 

良かったもの

ゴールデンカムイ

tonarinoyj.jp

 ちょっと面白すぎる。鯉登月島ペアなんとか幸せになってくれないかな…。

 

ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語 / 品田遊

 小説というより長大なnoteのような読み味で、すんなり読み終わった。

 反出生主義については数年前に友人と少し議論したことがあったが、はっきりとした答えは出なかった覚えがある。本書を読んだ上でもやっぱり答えを出すのは難しいが、一通りの論点を確認することはできるので読んでよかったと思う。素朴な感想としては、非存在を慮った考え方である以上今すぐ反出生主義を推し進める積極的な理由が無いのと、「出生率を徐々に下げてなるべく平和的に滅亡する」なんて眉唾すぎると思ってしまうので、賛成ではないかな。

 こういう理屈の話を読むと、考える土台の足りなさを実感してもっと色々本読もうという気になる。