20210806-07_竜とそばかすと私

出来事

 昨日はゴールデンカムイを読み進めることを優先して日記を休んでしまった。少し後悔はあるが、義務でやることでもないしあまり気を張らず続けていきたい。実際本当に書くことがない日というのはある。

 今日は友人と「竜とそばかすの姫」を観に行き、夜に別の友人と会い少しお茶をした。逆にこういう、書くことがたくさんある日もある。

 

竜とそばかすの姫 ネタバレあり感想

箇条書きで雑感を記します。

・めちゃくちゃ雑に筋を追うと、「匿名での繋がりでは今まさに命を脅かされてる人は救えない、顔晒して直接会いに行け!」なんだけど、だからといって「インターネットやめろ!」という話ではなかった。ただ色々引っかかる点はあったというのが正直な感想。

・特に以下の2点。

 - 児童虐待の現場に女子高生を一人で送り込んじゃダメだろ!

 - 忍くん顔出ししろって言うけど絶対もっとやりようあっただろ!

・まあツッコミどころとしてデカすぎるので散々言われてるんだろうけど、気になって集中力が削がれた。前者はマジでどうなのと思う。大人引き連れて行って現地で手分けして探すとかでも流れ作れたじゃん…。後者は鈴ちゃんのその後がかなり心配。ネットの悪意を執拗に描いておきながら、身バレしたけど鈴ちゃんは全然大丈夫でしたとはならないでしょ。

 

良かった点も書きます。

・単純なボーイミーツガールにしなかったのはかなり好印象。これで竜が忍くんとかだったらさすがにオイ…ってなってた。合唱隊のおばさまの「留学先で年下の男の子に歌を贈った」という話に象徴されるように、そういう恋愛には括れないところに着地する真心があってもいい。

・ベルがアンベイルされたあと、最後に再びベルのアバターで歌っていたのが良かった。AsにはVTuber的な文脈もあったと思うけど、Vの中には身元が特定されてる人もいて、でもそれが「ベルがいなくなる」ことを意味するわけではない。

・現実世界では田舎町の学校と家を往復するばかりで、劇的なイベントはほとんど起きていないのも良い。逆に変にテクノロジーが近未来なのでインターネットってこんなんだっけ?感はあったかもしれない。

・インターネット嫌いなの…?と思うくらい負の面が強調されてたけど、そもそもネット上のつながりがなかったらベルが見出されることも竜を見つけ出すこともできなかった。竜とのロマンスも恋愛のいざこざも父との対話もSNSを介して行われているわけで、良くも悪くも「ネットだから言えること」はある。

・親友ヒロちゃんの見覚えのある拗らせ百合感にドキドキした。メインキャラ中で一番ヤダみのある子だけど、お金儲けはしようとしないという一点だけで信頼できると思った。

・中村佳穂が出てる〜という素朴な感動があった。活動初期に友人が対バンしたことがあり彼女のライブを観たことがあったが、当時からあの歌うようなMCスタイルはあった。すげ〜と思って名前を覚えていたが、まさかここまで売れるとは…。中村佳穂の歌が上手すぎてUがなくてもそのうち見出されてたのでは?感は否めない。

 

友人との話

 映画を見た後友人と感想を言い合ったりした。この友人はインターネットを通じて知り合った人で、そのことがなんとなく映画の内容と連関していてよかったかも。

 彼女は私と程よく趣味が被っていないことに加え、コミケにサークル参加したりする活動的でクリエイティビティの高い人なので、知らない話を色々聞けて面白い。お互いの創作アカウントは教えあっていないのでここに迂闊なことは書けないけど。

 彼女はオフでのオタク交友関係が広い人だけど、私は全くそういうのがない。が、「最近は相互間で日記を書いて読んだり読まなかったりするゆるやかな文化がある」という話をしたところ「そういうのもすごくいいね」と言ってくれてちょっと嬉しかった。人には人のインターネットがある。

 

 長くなったので、そのあと別の友人と会って話したエピソードは明日に繰り越そうと思う。

 

良かったもの

私、ノクチル そのまわり

www.pixiv.net

 すっっっっご…。この方のマンガは本当に本編と見紛うくらい良い。

 

?????

youtu.be

 結局矢印の構図は変えない方向に持っていったの、ズルい。本人たちが納得行ってるなら何も言えることはないが…。「rr先輩ばっかりymを独り占めしてズルい!」~♪わがままハイウェイ