20231204_顔が好きです

・週末、所属する軽音サークルのライブに出演してきた。

・仕事の繁忙期とスタジオ練習が重なって、も〜本当に忙しかった。初めて残業時間が40hを超えた。個人練習が満足にできず、本番でもミスったり機材トラブルがあったりと、正直なところ今回もわりと悔いが残るけど、しかしライブの評判自体はとても良かった。というか、「そんなに?」と疑ってしまうくらい好評で、逆に何かがおかしいのではとすら思っている。サークル内の他のバンドで全然自分らより上手い人たちはいるんだけど、なぜかそれらを差し置いて「このバンドのファンです!」と言ってくれる人たちが結構いる(コピバンばっかの趣味サークルで「ファン」とか思うことあんまなくない?)。不思議だ。

・なんにせよ、生きててもなかなかないくらい褒められたのでとても気分が良いです。ありがたいよなあ(樹里ちゃん)。


・社会人サークルは良くも悪くもみんな趣味でやってるので、学生時代のような「上手い=偉い」みたいな実力主義のピリピリした空気もなく、みんな良いと思った部分をお互い素直に褒めあっている。自分も、この人の演奏が素敵だ、と思った人には「あなたが今日一番良かったです」と直接伝えた。悪いところを指摘してくれる人は基本的にいないので、イタイ感じになっている人も中にはいるが、しかし大人になってからこんなにも素朴に、心からお互いを褒め合うことができる空間って、そうないんじゃないかと思う。こういう趣味の集まりに参加する意義みたいなものが、ようやくわかってきた気がする。


・打ち上げが終わって、終電を逃した人たちでカラオケに向かう道中、うちのバンドメンバーの女子が他のバンドの女子に「あの、、顔が好きです」と唐突に告白され、本人もそれに「私も仲良くしたいと思ってた…!」と返し、そのままキャッキャしながら手を繋いで歩き始めるという一幕を見てしまい、めちゃくちゃ色々な感情の動きが巻き起こった(全部飲み込んだ)。お互いに素直な好意を伝え合える空間って素晴らしいですね。