20230822_米津かい

・趣味でコピーバンドをやってるんだけど、バンドメンバーの1人にちゃんと音楽活動してる学生がいて、彼がソロでライブハウスに出るということなので観に行ってきた。ギターボーカルのみ、後は打ち込みというスタイルで、まず度胸がすごいと思った。


・普段はスピッツしかやらないので見えていなかったが、彼の作る曲はだいぶマスロックやポストロック寄りで、正直期待していたよりだいぶテクニカルな感じで面白かった。普通に好きな感じ。なんかこんなすごい人をアラサーの道楽に付き合わせて申し訳ない。俺ももうちょっと楽器上手くなったほうがいいな…。


・彼は音楽事務所にも一応所属しているらしいが、今は普通に就活をしている。そんなあ、勿体無い…とも思ってしまうが、でも色々考えた結果なのだろうし、外野からは何も言えないわな。




・ついでに観た対バンは全員大学1年生の超フレッシュな人たちで、良くも悪くも若さ弾ける曲調やパフォーマンスに「ま、眩しい…」となった。でもこの歳でオリジナル組んで外ハコに出てるのは素直にすごい。立派だ。

・そのバンド、3曲目くらいでいきなりめちゃくちゃセンスのいいギターリフを弾き始めて、「え!?急に才能爆発した!??」と思ったらドーナツホールのコピーで、「米津かい!!」とちょっとウケた。これに関しては逆にイントロ一発で明らかにレベルの違いをわからせる米津玄師がすごい。





・最近名取さなが映画コワすぎ!の同時視聴をやっていたので、この機会に最終章まで一通り観た。3作目まではチープさを茶化しつつ妙な生々しさと工藤の暴力を楽しむ作品、くらいの印象だったが、4作目からどんどん面白さのギアが上がっていって、最終章では怖いやら泣けるやら笑えるやらで情緒がすごいことになった。
・見知らぬ女性のパンツを食べる必要に駆られた田代くん(どういうこと?)が自身の社会的立場よりも「彼女の心に傷を残してしまう」ということに葛藤していたのが急にものすごい繊細な描写でびっくりした。お前が助けようとしてる男、思いっきり同僚の女殴っとるが…

・9月の新作も見にいきたいな。