20230727_鳥を落とす

気づいたらまた1ヶ月ぶりの日記になっちゃった。

椋鳥

・日中仕事をしていると、窓の向こう、ベランダにゴトっという音がした。何事かと見ると、なんとムクドリのヒナが迷い込んできたようだった。すごい鳴いてるし、近くに親鳥らしき影も見えるが、ベランダの中にまではなかなか注意がいかないらしく、ヒナはなかなか発見されない。ものすごく心配だけど、少し調べたところ、怪我をしているわけでもない野鳥に気軽に手を差し伸べるのはあまり良くないという。数十分わたわたしていると、ヒナは自力でベランダから脱出…したと思いきや、今度は別の家のベランダにまた着陸してしまった。なんでそうなっちゃうんだ!!と気が気でなく、今日は仕事にならなかった。結局夕方になると小鳥の姿は消え、周囲に鳴き声もしなくなったので、おそらく無事親鳥と再会できた…のだと思う。めでたし。

・しかし、聖蹟においてムクドリはめっちゃ害鳥だ。昨日駅前に買い物に行った際、ギャーギャーととんでもない鳴き声を響かせフンを撒き散らす大量の鳥たちを見て、あ〜〜またこの季節が来てしまった〜〜とゲンナリしたばかり。なのに、自分の家のベランダに来た鳥にはアラ可愛いと思う。かといって今後これが毎日のように続いたとすると、帰れボケ鳥が!!!と思うんだろうな。この都合の良さこそが俺という人間だ。

面接

・今年度から、中途採用の志望者の技術面接を担当することになった。メインの担当者じゃなくて、あくまで同席してるだけだけど。

・今日もまた1人面接したのだけど、こう、他人の人生を左右する判断を担うことへのシビアさを感じて毎回複雑な気持ちになる。相手の事情も痛いほどわかるが、こちらも仕事なので、淡々と対応するしかない。見込みのなさそうな人に無理に手を差し伸べても、こちらが苦労することになる。なんだか、ベランダにやってきた小鳥に手を出せない気持ちと似ているかもしれない…と結びつけようとしたけど、無理あるか。野生には野生の、社会には社会の厳しさがある。