20230527_狩り

数週おきに日記を書くと、どうしても近況ばかりになりがちなので、ちゃんと今日のことだけで書いてみる。

特に予定のない休日。

くも

・季節柄か、最近玄関前にクモの巣がやたら張られて気持ちがずっと沈んでいた。ドア開けたら奴らがいるんだよなあと思うと外出する気も失せる。スプレーを撒くことでひとまず平穏が戻ったものの、一部アレな残骸が残っておりやはり気落ちするため、今朝はウオオオオと気合を入れて除去した。俺は本当に偉い。来世はこまめに玄関前を掃除する人間として生まれたい。

ランチ

・隣町にあるタイ料理屋のカオマンガイが気になっていたので、意を決してランニングがてら走って行ってみた。こういう微妙な距離を少し無理して移動する時、なんで俺は自転車を持ってないんだっけと思う。人間はわかりきった不便も面倒臭いと言う理由でズルズル受け入れて生きてしまう。

・で、着いたらその店は休みだった。人生うまくいかね〜。でも代わりに見つけたカフェで食べたハンバーグプレートがかなり当たりで結果オーライ。そのカフェには店主の趣味でいろんなものが飾ってあり、ちょうど俺の座った席には漫画のコジコジが置かれていたため、なんとなく手に取ってみた。なんかすごいねこの漫画。面白い、というより、うっすら快と不快の両方が与えられ続ける感じ。ポジティブな魅力だけを持ったキャラが1人もいない。

サギのランチ

・帰りにゆっくり川沿いを歩きながらスピッツの『ひみつスタジオ』を聴いた。『オバケのロックバンド』でウオワーと涙ぐんだ。俺は前にも書いた気がするけど『ミカンズのテーマ』と言う曲が好きで、これは「スピッツが解散したらミカンズって名前に変えてまたバンドをやろう」なんて話から生まれたという噂もある。そんなスピッツが、コロナ禍を乗り越えて発表したアルバムで、この曲を発表するということには、これからもスピッツとして4人で活動していけることへの喜びが詰まっているように感じた。なんて良いんだ。

・川を見やると大きなアオサギがいたのでしばらく観察した。すると飛びかかる前の猫のように水中に向けて身を乗り出したので、これは!と思った直後、ズバっと見事小さな魚を捕まえて丸呑みにしたのだった。野生の鳥が魚を捕る瞬間をちゃんと見たのは初めてかもしれない!アオサギは大きな翼を羽ばたかせて川下へと去っていった。かっこいいぜ。