20210924_その時が来たら

出来事

 予約していた『ふゆまで、くるる。』が届いた。が、WindowsPCを持っていないのでプレイする手段がない。(えぇ…)

 めんどくさいしなんか怖え〜と思ってたがBootCampでMacBookWindows入れるやつをやる時が来たのかもしれない。めんどくさいしなんか怖いよ〜。

 

ドライブ・マイ・カー

 改めて、映画『ドライブ・マイ・カー』良かった。今日はネタバレも含んだ感想です。

 <一番好きなシーン>

 ドライバーのみさきが家福の「車で休んでて構わない」という言葉に「大事にされてる車だからいいです」と断り、家福が「それ(大事にしてること)がわかってるならいいよ」と答える場面。人生ってもうこれじゃないですか。他人が大事にしているものを大事にできるということ、そのためにあるようなものですよ人生って…。

 

 <再生の話>

 ここからは平野啓一郎『本心』とシャニマスのアイムベリーベリーソーリー劇中劇のネタバレも含むので完全なる自分用メモなんですけど。直近で私が触れた3作品とも物語の構造が似ていたので整理する。

  1. 主人公は最愛の人を失う。
  2. その悲しみを直視しないまま生活をする。
  3. ある人物との関わりの中で「自分が傷ついている」という事実と向き合う。
  4. ただしその人物とは特別な関係にはならずに終わる。
  5. 主人公は自分のすべき仕事を見つける。

 まあよくある再生の物語類型だけど、それだけ現代を生きる上で大事なことなんでしょうね。いずれも「失ったもののことを考えながらそれでも生きていくしかないんすよね…」な話ではあるが、恋愛や家族ではなく「仕事をする」という点に着地するのが良いなと思った。ここでいう仕事は何度も日記に書いている通り、「何かを作り出す、または、成し遂げるための行動」を指す。

 ただ、いずれにしても「それでも生きていくしかない」の先をこそ見たいという気持ちはある。まあ劇中劇として出てくるチェーホフ『ワーニャ伯父さん』のラストがそうだと思うんだけど、それだとあまりにも、あまりにもじゃないですか…。

「仕方ないわ。生きていかなくちゃ…。長い長い昼と夜をどこまでも生きていきましょう。そしていつかその時が来たら、おとなしく死んでいきましょう。あちらの世界に行ったら、苦しかったこと、泣いたこと、つらかったことを神様に申し上げましょう。そうしたら神様はわたしたちを憐れんで下さって、その時こそ明るく、美しい暮らしができるんだわ。そしてわたしたち、ほっと一息つけるのよ。」

 

 そして『ドライブ・マイ・カー』と『本心』ではこれに加えて「最愛の人には自分の知らない秘密があったこと」、つまり「他者の他者性」が重要となる。「愛情が嘘になるわけではなく、秘密も含めてその人だったのだ」ということがじっくり描かれる。「他人のことなんて結局わからない」が、「それも含めて他者である」ということ…。ちなみにベリソではこの要素はなかったが、シャニマス全体でいうと七草父という決定的な失われた他者の存在があるわけで、これは…という予感がある。

 

 <総括>

 岡田将生は間男役が似合うな〜〜〜〜。

 

イニミニ

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 せいや武田鉄矢好きすぎる。

 

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 いやほんとに笑う。面白すぎる。

 

 武田鉄矢シリーズには本当ハズレがないのでぜひ見てほしい。私はイニミニ詠唱できるくらいにはせいやのチャンネル見てます。

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スマブラ

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 ふわっちも葛葉も本当エンタメに舵を切る判断力が高くて好き。

 

そのほか

 ベイビーわるきゅーれ、見るか…。