20211001_屈伸させてくれ

ネクライトーキー 「FREAK」リリースツアー@豊洲PIT

 昨日これに行ってました。豊洲PIT初めてだったけどメチャ広くてビックリした。1000人くらい入ってたんじゃないか。凄〜。

 ツアー初日の横浜にも行った(めっちゃ好きじゃん)が、だいぶセトリが変わっていて新鮮な気持ちで楽しめた。FREAKの曲はどれもライブのほうが良いと感じたので、やっぱり何事もデカイ音で聴くべきなのかもしれない。あと演者がとにかく楽しそうなのも多分大きい。カズマタケイが変な挙動をするたびに嬉しくなっちゃう。真剣にトンチキをやるというのはすごく良いことだと思う。

 

youtu.be

 盛り上がりで言うとやっぱり『はよファズ踏めや』が一番だった。なんならこういう縦ノリの曲に合わせて屈伸運動してる瞬間がライブで一番楽しいかもしれない。サビで手を挙げるよりとにかく身体を揺らしたい派。屈伸させてくれ。

 

プリパラとジェンダー

 最近TLで話題を見ることがあり、改めてプリパラのジェンダーを扱う手付きに興味が出てきた。下記記事みたいなのもっと読みたい。

stream-tomorine3908.blog.ss-blog.jp

結局のところ、「本当の性別」の根拠となるなにがしかが個々人に内在するというのは虚構でしかなく、「性別」とは自己と他者の関係性のやり取りの場に生成される実体を持たないものにすぎないんですね。

 

 プリパラの性差の描き方には時折受け止め方に困るものがあり、よく分からないままにしていた箇所がいくつかあった。例えば「劇場版プリパラみ~んなでかがやけ!キラリン☆スターライブ!」でのラスト、レオナがめが兄と共にライダースーツを大胆にはだけさせ、「覚悟はできてます」と男プリに足を踏み入れるシーン。

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可憐すぎる…

 これまでプリパラ内で女性と同じコーデを着て過ごすレオナを見ていたので、「えっ、こんな格好していいの!?」と当時かなり混乱した。が、今にして思えばきっと、「レオナは女性らしく生きたいはずだ」という思い込み自体が彼女に通念的な性を押し付けているにすぎないんですね。よく見るとライダースーツにはラブリーな意匠が施されているし、彼女は「あるがまま」生きているだけで、それ以上でも以下でもない。

 プリパラは男/女をはっきりさせたがる人々を一つ飛ばしにして、性差をもっとカジュアルで、気分次第で越境してもいいものとして描いている。そういうところが好き。ていうかプリパラのリアルライブがまさにそういう場なんですよね。男も女もなく、ただ好きなアイドルを応援できるっていう、かなり理想的なショーだと思う。

 

そのほか

 

 

 オア…