20211209_十五夜『おもちをつこう』

近況

 久しぶりの日記。ここのところインターネットに書くほどでもないことにリソースを割かれており、日記を書く時間をとれないでいた。別に日記を書くのに飽きたというわけではないので大丈夫です。

 

シャニマスの話

十五夜『おもちをつこう』感想

 白状すると、これまで初期の季節ものイベントシナリオをあまり読んでいませんでした。ごめんなさい。なのでまあ復刻したし読んでみるか〜くらいのスタンスだったのだが、正直かなり良かったです。霧子さんがアンティーカの末っ子として可愛がられている様子を見るの、本当に嬉しいね…。

 

<好きポイント① 本を「ご本」と呼ぶ霧子さん>

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<好きポイント② 霧子さんの「お月さま」のイントネーション>

 「お月さま」という言葉のイントネーション、「お(つ)きさま」だと思っていたのだが、霧子さんは「(お)つきさま」と言っていた。調べてみると、普通は前者のイントネーションを使う人が多い気がするが、実際に正しいのは後者であるらしい。そうなんだ…! ちなみに同じ場面で恋鐘さんは「お(つ)きさま」と言っていた。あえての演出なのかはわからないが、こういう差が統一されないまま残されているのって、なんかいいですね。

 

<好きポイント③ 一級切り抜き師三峰結華>

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 権利関係や投稿時間にもちゃんと配慮してるタイプの切り抜き師。

 

<好きポイント④ ススキに対してめちゃくちゃ語彙を尽くす咲耶さん>

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 この人面白すぎる…。

 

<好きポイント⑤ 霧子さんの世界観に乗っかりに行く時の感じ>

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ここの「…………」とかね

 

<真面目な感想>

 このシナリオ、今になって初めて読んだからこそ抱く感想だけど、「アイムベリーベリーソーリーの変奏」だったんじゃないかと思う。霧子さんの絵本制作はアイドルの仕事とは直接関係がないし、報酬もないし、無理にやる意味がない。そこにちゃんと釘を刺す摩美々さんはベリソのにちかさんに、「楽しそうだから」と取り組む霧子さんは真乃さんに重なる。「いい仕事をする」とはどういうことなのか、という今年のシャニマスのテーマを先取りしていたように思えなくもない。

 更に言うと、劇中劇という物語形式も共通しているし、絵本に心を込めることは花に心を残すことや声優として声を吹き込むことにも似ている。極め付けは、アンティーカが作った絵本を、アンティーカ自身のために読み聞かせるというラストシーン。

 

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 ここもベリソでのにちかさんへの眼差しや、劇中劇の結末や、自分の切った花を自分で買う智代子さん摩美々さんと似たものを感じた。

 もしそういうテーマが背後にあったのだとすると、ベリソシナリオへのアンティーカ参加率がやけに高い理由も納得がいく。特に真乃さんとコンビで仕事に取り組むのが霧子さんだったのは必然とすら思える。…という、まあそういう読み方もできなくはないよね〜な感想でした。

 

 以上を踏まえると、クリスマスシナリオがアンティーカであることには「仕事」というテーマの締めくくり的なものを期待してしまうね。今年も写真モチーフだし。

 

 

 …ていうかにちかsSSRこれ何!?!?!?!?!?!?!?!